98.3.23「ナイロン100℃”ザ・ガンビーズショウ・Aプロ”をみる。」

<わたしのこと>

初見です。去年の公演はチケットとっていたのに観に行けませんでした。譲った方によると、たいそうおもしろかったとのこと。いろいろ読んでいたりしていたのですが、どんな劇団か想像がつかないまま行きました。

<劇場のこと>

近鉄アート館です。こんなにノーマルな組み方をするアート館ってめずらしいですね。アート館に来てるって感じが全然しませんでした。2列目だったから余計かな。客席は7割程度の入りだったように思います。

<思ったこと>

…恥ずかしながらわたし、大人計画とごっちゃになってました(^^;)。もっとエグい芝居かなと思ってました。違うのね。オシャレな芝居をするところだったんですね。客入れのモノクローム・セットを聞いた瞬間、ちょっと驚きました。いや、こんなとこでこれが流れているとは夢にも思わなかったので。

みててよくわかりました。何がしたいのか。…でも、あんましうまくいってるとは思えませんでした。特に「GO!GO!ガンビーズ」のほうは。あの世界をほんとに知っていて、好きな人がどのくらいいたのか。よっぽど思い入れがなければできない、難しいものだったと思います。パーフリの2本目のビデオと比べたら、違いがよく分かると思います。わたしはあまりにはまってなさすぎて、とっても寒く感じました。でも、それはしょうがないことだと思います。何でもできるってわけじゃないですよ。自分のことをもっと見極めて欲しいです。

でも、「ガンビーズ絶体絶命」はよかったですねぇ。めちゃめちゃよかった。もう、ものすごく面白かったです。ちゃんと、自分のなかにあるものを出している感じがしました。最後の最後、ちょっと間がおかしかったように感じたのですが、それが非常〜に残念だったのですが、ほんとに面白かったです。

<役者さんのこと>

だれがだれだかわかんない…(^^;)。大人計画をみたときよりは、役者の強烈な個性というのが感じられなかったです。飛びぬけてるのは誰かってのもわかんなかったし。結構期待していたので残念だったです。わたしは宮藤さんが好きなので、今日はまぁ、よし。としました。

<あらすじ>

「GO!GO!ガンビーズ」:超売れっ子のサイキックアイドル、ガンビーズのメンバー、デイビーが極悪組織ロバート・ゼメキス・カトマンズに誘拐された!ガンビーズのメンバーはデイビーを取り戻すために悪の組織に立ち向かう。

「ガンビーズ絶体絶命」:地球を救うために(ただし、最初から任務を遂行できないことはわかっている。)ザ・スペースガンビーズ号に乗り込んだ4人の冒険。

<公演データ>

公演名:

ナイロン100℃「ザ・ガンビーズショウ」Aプロ

公演日:

98.3.23(月)マチネ・D2-24(上手側2列目)

出演者:

池津祥子、犬山犬子、今江冬子、大倉孝二、長田奈麻、宮藤官九郎、小林隆志、坂田聡、廣川三憲、勝田秀世、ブルースカイ、マギー、松永玲子、松野有里巳、峯村リエ、みのすけ、三宅弘城、村岡希美、山西惇