98・7・9「演劇集団キャラメルボックス”さよならノーチラス号”をみる。」

<わたしのこと>

キャラメルを観るのははじめてです。ここまで観ないとなると、情報だけを得てしまってねぇ…。あまりにまっすぐそうなので、ほんとに面白く思えなかったときどうしようかと思って、きっと、避けていたのですが、やっぱり一回くらい観てみようと思いました。

<劇場のこと>

新神戸オリエンタル劇場です。発売日を忘れていたため、流れで取ったらS席の最後列=2Fの2列目。でも、この席、とてもよかったです。わたしは1F2列目よりも好みかも。飛天を小さくしたような感じで、とてもいいです。全体的によくみえます。気に入ってしまいました。
しかし、うちから1時間半ちょっとかかるんですよねぇ…。遠いよぉ(;_;)。ドラマシティとかえっこしたいよ(^^;)。

<思ったこと>

思ったとおり、といえばそうなのですが、でも、想像以上に面白かったです。もっと、熱血!って感じで、きれいごとばっかりかと思っていたのですが、かなりきつい話でちょっと驚きました。そうか、こういう感じなのね。ちょっと思っていたのと違いました。

ま、構成的に同じすぎてダルいっていうのとか、声が聞こえていいんだけど、ずっとそんなに一生懸命しゃべると疲れるよとか、あの、何月何日ってのは唐突すぎて寒いぞ。とかいろいろ気になるとこもあったのですが、ほんとに、すっごくまっすぐで、何にも惑わされない強さを持っているので、そういうのが些細に思えました。わたし、強いものに弱いのです。キャラメルは水晶のように透明に硬いなぁと思いました。

<音楽のこと>

ZABADAKの話を聞いたときに、その前でスパイラルライフを使っていたことを知らなかったので、ちょっと見当違いのことを書いたりしていたのですが、そのことを聞いて以来、スパイラルライフとキャラメルってめっちゃ似合ってるよな〜と思っていたのです。
今回、客入れのときからすごくいいなと思っていたのですが、曲目リストをみて、ああ、やっぱりなぁと思いました。ほんとにあってますよね。

次回はざばの曲を使ったものなので、ぜひ観に行きたいです。ここまでうまくいっているのか。わたし、キャラメルとざばって、いまいち想像できないんですよね。楽しみです。

<あらすじ>

新人ミステリ作家のタケシの引越し荷物から出てきたブリキでできたノーチラス号。3作目のネタになるからという編集者に、ぽつぽつ話し出したのは12歳の夏休みの出来事だった。

<公演データ>

公演名:

演劇集団キャラメルボックス「さよならノーチラス号」

公演日:

98・7・9(木)ソワレ・2階A列14番(2階最後列というか、2列目、やや下手より)

出演者:

西川浩幸、真柴あずき、上川隆也、坂口理恵、岡田さつき、大内厚雄、大江谷太郎、中村恵子、南塚康弘、岡内美喜子、小川江利子