98・7・23「近田春夫”考えるヒット”を読む。」

やっと、読むことができました。近田センセの「考えるヒット」。5月のぴあの紹介文での「SPPEDのあの切羽詰まった重苦しさはなんなんだ?」というフレーズにやられまして、図書館に行くたびに入ってないか検索し(^^;)、やっと先月みつけて速攻、予約したのです。その「考えるヒット」がやっと手に入ったのです。

で、ばーっと読んだのですが、ほんっとに面白かったです。この人、めちゃめちゃするどいですね。ほんとに。
わたし、近田センセのこと、顔と名前を知ってるくらいだったのですが、こんな人とは思わなかったのです。・・・あんまり好きなタイプの人じゃなかったもので(^^;)。ああ、失礼だわ。

かなり、わたしと感性がいっしょで、なんかうれしかったです。…なんか、えらそうですが(^^;)
そりゃ、曲の感想が全部が全部いっしょって訳じゃなかったのですが、音楽のここが好きなんだよぉ、ここに弱いんだようっていうのの基本姿勢がおんなじなんだろうなと思いました。そして、他人に対しての姿勢も。

違うのは、文章力ですね。言葉にする力。わたしにあるのは感覚だけだもんなぁ。こんなに説得力がある文章を書けたらいいのになとほんとに思います。わたしがこの本を読んで味わった感覚をこのページを読んでくれている人たちにちょっとでも、1人の人にでも感じてもらえるのだろうかと思います。ああ、才能のある人がうらやましいなぁ。