98・8・3「中島らもプロデュース”一郎ちゃんがいく。”をみる。」

<わたしのこと>

升さんと佐々木さんと粟根さんがいっしょに観れるなんて幸せ過ぎる〜。と思ってチケットをとりました。もちろん佐々木さんが一番です。かっこいいだも〜ん。

<劇場のこと>

近鉄アート館です。3方囲みでした。一列目のチケットがとれたので、こういう囲みの一列目ってはじめてでとてもよろこんでいました。

しかし!受付で止められて、「柱がじゃまで見にくいから、一列ずつさがってもらえますか」というようなことを言われ、2列目になってしまいました〜(;_;)。強制的な言い方ではなかったのですが、だれも一列目に座ってなかったので、みんなおっけーしたのでしょう。

結局は、一列下がったところで見えなかったんだけど、(ちょっとはましだったとは思うけど)、まあ支障がある芝居ではなかったし、踊り場のセットにめちゃくちゃ近かったり、わかぎさんが柱に隠れてるののまん前だったしりて、それなりにいい思いもしたのでよかったです。

<思ったこと>

なんかねぇ。めちゃめちゃおもんなかったです〜。つまらんかった。一番端の席だったので、手すりにもたれてだらだら観てしまいました。

なんかねぇ。なんなのこれ。って感じでねぇ。話にリアリティがなんにも感じられませんでした。時代の空気も、キャラクターの性格も、そんな簡単でいいんかいな。と思いました。なんか、野田さんの言った「芝居のようなもののようなもの」って言葉を思い出してしまいました。

「12人のおかしな大阪人」のときは、めちゃめちゃ面白く観れたのになぁ。あれはよかったよなぁ。もう、こういう役者のキャラクターで楽しめるっていうのに飽きたのかなぁと思ったりしたのですが、やっぱり脚本ですかね。あれは面白かったもんなぁ。

<役者さんのこと>

もう、升さんが出て、佐々木さんが出て、粟根さんが出るなんて、ずっと顔が笑ってしまうわ。と思っていたのですがねぇ。面白くなかった自分が悲しい。もう、それだけじゃだめなのね。きっと。わかぎさんの子供役はやっぱり強力ですね。すばらしかったです。エミさんのドレス姿もすごかったし、役者さんすごくはまっててよかったと思うんですがねぇ。悲しいなぁ。

そうそう。パンフを買わないと誰が出てたかわからんなんて、あかんと思う〜。ちらしに全部の名前が出てるんならともかく。もうちょっと考えてほしいです。

<あらすじ>

はぁ〜。つまらんから、パス。半神の謎解きやったほうが、よっぽどいいわ。

<公演データ>

公演名 :

中島らも事務所プロデュース「一郎ちゃんがいく。」@近鉄アート館

公演日 :

98・8・3(月)C2列15番

作・演出:

わかぎえふ/G2

出演者 :

升毅、大谷亮介、牧野エミ、佐々木蔵之介、粟根まこと、及川直紀、宮吉康夫、三好大角、野田晋市、宮村陽子、久保田圭一、わかぎえふ