劇団四季のMBS劇場でのラスト公演ですね。わたしはMBSでの公演、全演目観れるかな〜と思っていたのですが、「ドリーミング」と「エルコス」が観れませんでした。残念。特に「ドリーミング」の下村さんの夜の女王が観れなかったのが心残りです。
でも、この劇場好きじゃないんですよね。3列目くらいの上手の端で観てたのですが、斜めに観るから首がいたくって(;_;)。
なんじゃこれ。と最初は思ってました。なんか、あんまりひどいんじゃないかって。でも、なんか、大なり小なりこういうことってあるよなと思いました。同じところをぐるぐるまわってる人とかね。そうなるにはそれなりの必然というのがあるから、なかなか変えるのは難しいんだよね。ってちょうど思っていたところだったし。
あの、葬式のシーンはいくらなんでもあんまりだろう。と思ったのですが、それ以外は結構面白く観れました。なんか、あまりにおかしくって、笑いをこらえるのに必死になってしまったところとかあったりして(^^;)。
音楽は、なんか、これは…っていうのが多くてねぇ。ああいくだろうと思いきやこう…っていうのが多いので、まるでTKの曲をきいてるようでした(^^;)。
保坂さん、好きなのですが、あまりに個性が強すぎるんですよね…。すごくわがままにみえてしまうし。わたしはこれは志村さんで観たかったです。なので、訃報をきいて驚きました。すごく悲しいです。わたしは志村さんは「美女と野獣」のミセス・ポットしか観てないのですが、すばらしかったです。ほんとに。とても残念です。
石丸さんはなんか、すごく格好よくって、よかったです。アンデルセンの役より、わたしはこっちのほうが好きだなぁ。
初演が末次さんの役に、井料さんのキャスティングというのにすごく驚きました。6月のクリスティーヌにはひどく失望していたし。でも、すごくよかったです。凛としてて、美しくて。びっくりしました。…たぶん、クリスのほうがミスキャストなんですよね…。いっそ、マダム・ジリーのほうがいいんじゃないかなぁ(^^;)。
堀内さんはすごく可憐でかわいらしくってよかったです。帽子をかぶってたときのはちょっと無理があったけど、帽子をとったらほんとにはっとするくらいかわいかったです。
保坂さんは今回わたしはいまいちだったのですが、それを除いてもみんなすごく役にはまっててよかったのが面白く観れた原因のような気がします。ほんとにとてもよかったです。
アレックスは徴兵前の旅行中、ふとたちよった田舎町で女優のローズと知り合い恋に落ちる。アレックスはローズを叔父のジョージの別荘につれて行き、楽しい数日を過ごすが、ローズはいなくなってしまう。
数年後、久しぶりにジョージの別荘を訪れたアレックスはそこでローズと再会する。
公演名 : |
劇団四季「アスペクツ オブ ラブ」@MBS劇場 |
公演日 : |
98・8・20(木)ソワレ/E列32番 |
出演者 : |
ローズ・ビベール:保坂知寿、アレックス・ディリンガム:石丸幹二、ジョージ・ディリンガム::光枝明彦、ジュリエッタ・トラパーニ:井料瑠美、マルセル・リチャード:古島肇、ジェニー・ディリンガム:堀内敬子、ヒューゴ:熱海将人、エリザベス:横山幸江 |