98・11・1「F1日本GPに行く。」

 無茶をしてみようと思いました。正直言って、面倒なことになるのは面倒だったので、やらずにあきらめようと思っていたこともありました。でも、やっぱり。やれるだけのことはやろう。したいことをしようと思い、鈴鹿に行くことを決めました。

 最初は当日、嘘ついて行こうかなと思ったのですが、やっぱりそれはできなくて、ふいうちではありますが、正攻法で休むことにしました。おかげで土曜日は12時間30分も働いてしまい、23時近くに帰宅、予選を観てしまったので、ほとんど徹夜状態で鈴鹿に向かいました。鈴鹿の情報をアップされている方々のおかげで迷うことなく着くことができました。ほんとに助かりました。

 初めて行く鈴鹿は、ちょっと思っていたところと違いました。いや、なんか、もっと山の中っていうイメージがあったもんで(^^;)。普通に考えれば、そんなわけないわな。

 入ってみてまず、人の多さにびっくりしました。わたし、平日休みなので、ほとんど休日にはでかけないようにしているんですよね。この日はなんでも14万8000人の入りだったそうで。ほんとにすごかったです。でも、いやな感じはしませんでした。

 やっぱり、はじめてということで、あんまりうまく観れませんでしたね。なんせ、広いですし、人も多い。そして何より時間がなかった。ちょっとは情報を集めていったとはいえ、うまく使うことはできませんでした。でも、それはそれでしょうがないなと思ってます。ネガティブな意味じゃなくって、経験っていうのは、自分で体験して、ちょっとずつ得ていくのが楽しいんだと思うんですよね。だから、今回、うまく観れなかったのも、それはそれでいいんだと思うのです。いろいろ見て回れたし、いろいろな条件を考えても、精一杯やれたんで、よかったなぁと思ってます。

…なんか、言い訳のようになってるなぁ…(^^;)。正直言うと、何が一番悲しかったかって言うと、ずっとずっと何年も観たくて、やっと来れたのに、なんか、ぼーっとしちゃって、ほんとに夢のようだったんです。実感があんまりなかったのね…。わーとかきゃーとか。何を観ても、ほんと、呆然って感じで。前々日のイデビアン・クルーのほうが針の振れが大きかったっていうのがなんとも…(^^;)。次の日の少年王者舘も異様によかったし…。もちろん、いいのは、いいんですが。

でも、ほんとに行ってよかったです。夢のようだったことも含めて全部。やっぱりできる限りのことはするもんだなぁとつくづく思いました。やらずにあきらめるより。

 

#具体的なレースの感想などはこちらに続けます。