98・11・6「上海太郎ひとり芝居”センチメンタルジャーニー”をみる。」

<わたしのこと>

上海太郎さんは、わたしがもっとも好きな芝居をつくる人の一人です。この世の中に、この人がいるかと思うと、とてもうれしくなります。上海太郎舞踏公司の公演と同様、このひとり芝居もたのしみにしています。

<劇場のこと>

KAVCです。あんまり後ろを見ていなかったのでよくわからないのですが、とりあえず、前方は満席でした…(^^;)。

<思ったこと>

おもしろくなかった〜。すごくおもしろくなかったんです。悲しい…。

あまりに面白くなかったので、いろいろ考えたのですが…。まず、ちょっと構成に疑問を感じました。いつも、そのパートごとの面白さに加えて、全体を通してみたときのバランス、完成度がいつもすばらしいのですが、今回はどうもばらばらで…。しかも、ひとつひとつのネタ(といってはいかんよなぁ…。きっと。)も全然面白くなかったんです。

去年のひとり芝居でも思ったんですが、言葉を使わない上海太郎の場合、物事をそのままみたままやるだけじゃ、言葉を使う人がそのまま言葉で説明しているのと同じじゃないかと思うんですよね。以前より、すごくマイムやダンスをやってんじゃないかな〜と思うのですが、なんか、すごくきれいじゃないようにみえます。

各パートのネタのセンスも、面白くなかったです。タイトルに「〜の一生」とつけることからして、だめでした。その姿勢がもういやでした。そんなに、ぱっといえるようなものでしょうか。一生なんて。で、あれが一生とつけるだけの、大きさをもったようなものだったんでしょうか。…まあ、悪意をもったしゃれで…ということなのかもしれませんが、それにしては全体の統一がとれないし。

各パートでボードをもったおねぇさんの表情も、いただけませんでした。すっごいいやでした。とても気に触るんです。心が動いたかといえば、すごく動きました。自分でも恐ろしいほど冷たい方向に。う〜ん。悲しいなぁ。きっと、センスの問題なんですよね。センスが合うかどうか。それだけのことなんですよね。で、今回はあわなかったと。わかってるんですが…。

<公演データ>

公演名 :

上海太郎ひとり舞台「センチメンタルジャーニー」@KAVC

公演日 :

98・11・6(土)ソワレ/常設椅子席一列目下手側