99・4・11「F1ブラジルGPをみる。」

 ほんっとに長かったです。この5週間。

 前回のレースが散々だったこともあって、気分はとっても盛り下がっていたのですが、今回もどーも回復しないです。

 なんでだろう。2位っていうのは、すごくすばらしい結果だったとは思うんですけどね。トラブルも出なかったし。きっと、みんな今の時点のベストを尽くしていたとは思うんです。でもねぇ…。

 一言で言ってしまえば、ミハエルがすばらしいマシンに乗れないというのが不満なんですね。こんなにがんばっているというのに、なんでさ〜!?って思うのです。

 ミハエルって、こう、冷たいようなイメージでよく言われたりしていますが、こんなに一つのチームにこだわっているドライバーをみるのははじめてです。今までみてきたトップレーサーはみんな、その時速いマシンに乗るために、今までずっと乗ってきたマシンが速くなくなったら、チームを変わりました。みんな、ニューウェイのマシンに乗りたがりました。…あの、セナでさえも。

 でも、ミハエルは違う。他のチームに行かずに、今いるチームを変えてしまったんですから。これはとても特別で、すばらしいことだと思います。ほんとに、滅多なことじゃできないことなんです。

 そうやって、フェラーリにとどまって、がんばっているのですから。今年は開幕戦から速いマシンでぶっ飛ばして欲しかったのです。それぐらい、いいじゃないか〜。もう、4年目なんだよ〜。

 神様、お願い。どうかミハエルのマシンに速さを与えてくださいませ。思いっきり、好きなように走れるマシンを与えてください。…って、神様に頼む前に、スクーデリアに頼まなきゃね。フェラーリのみなさん、お願い。どうか…。