上舞はわたしのとても好きな劇団のうちのひとつです。京都の３公演の最後、「ＤＡＮＣＥ」がはじめてみた公演だったのですが、ほんとうにきれいで、すばらしかったです。その後、ビデオにとっていた「ダーウィンのみた悪夢」をみたのですが、これもほんとに言葉にできないほどすばらしくって、ぼろぼろ泣いてしまいました。ビデオなのに。その後、何回みても泣いてます。
でも、夏の公演では泣かなかったなぁ。なんでかはよく分かってる気がするのですが。でも、やっぱりすばらしかったです。念願だったし。
「
上舞の本公演と同じくらい、上海太郎ひとり舞台は期待しているのですが、今回はなんかなぁ…って感じでした。まぁ、わたしの状態があまりというか、全然よくなかったのではありますが。（
なんかねぇ。何やってんのかわかんなかったんですよね…。（あぁ、失礼だわ。）
特に最初の何場面か。いろいろな球技について表現しているっていうのはわかるんだけど、その必然が感じられなかった。マイムっていうのはなにかをそのまま描写するんだから、ただただ描写するだけじゃあたりまえなんですよね。その表現方法を使って、何を表現するか。そこが深〜いものじゃないと面白くない。上海太郎は、いつもそこがすばらしいと思うので、今回はなんかちょっとねぇと思いました。わたしのひとり舞台ベストは、「Fool on the hill」ですねぇ。これ、とってもよかったです。
でも、「ＢＡＤ ＴＲＩＰＳ」は文句無しに面白かったです。こういうの、好きです。
公演名：上海太郎ひとり舞台「ＡＢＳＵＲＤ」＠應典院本堂ホール
観劇日：1997.11.1／Ｍ／下手側最後列（つまり、左側から横にみました。）